「きもの」は、ひとつの文化的遺産としても価値のある民俗衣装。また芸術的な観点からも、世界的に高い評価を得ています。ちなみに、和服の基礎が確立されたのは、今から800年以上も前の鎌倉時代。長い歴史を越えて、多くの人に愛されてきました。単なる平面の反物をすべて直線で裁ち、独特の手法で美しい曲線と立体感を描き出す「きもの」の魅力。あの素晴らしい着姿には、そんな日本古来の伝統的な技術が脈々と息づいています。
ひと針ごとに心を込めて「きもの」を縫い上げるのが和裁士の仕事。イチからすべての工程を1人でやるのは、本当に根気のいる作業です。それでも、「きもの」を作ること、着ることに喜びを感じて、多くの人にその魅力を伝えたいという気持ちがあれば、きっと乗り越えられるはずです。
和裁の技術は、日本の誇る由緒ある手仕事。だからこそ、和裁士には、後世に継承していく使命も担うほど、誇りのある仕事です。
日本の素晴らしい文化を支える次代の担い手として、やりがいを感じられる仕事です。
和裁の習得には、在学中から、プロの自覚や責任を持って取り組むことが、より高いレベルの技術を身に付けられるポイントと考えています。
そこで、和裁の基礎知識を学ぶ1年生の時から「きもの」の仕立てにチャレンジ!
最も基本となる縫う作業から、高度な技術を要する作業まで、すべての工程を自分の手で経験して、技術を総合的に学んでいきます。
もちろん、最初は誰もがゼロからのスタートですから、失敗は当たり前。
私たちが、親身になって一人ひとりに指導してます。
こうした指導法が実を結び、愛知県和裁技術競技会・全国和裁技術コンクールでは、優勝者、上位入賞者を毎年輩出しています。
全国トップクラスと言える技術のレベルは、有名百貨店や呉服店からも信頼と実績を集めています。




