和裁や着物の仕立て技術を学ぶなら、後藤和裁学院へ!

魅力いっぱい!きもの手帖

本比翼、付け比翼
09.05.18

今回は、後藤和裁学院の着物展示コーナーの作品をご紹介します!

【本比翼、付け比翼】

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本比翼仕立ては、仕立てる時に上着と下着を縫いつけて仕立てる技法で、
付け比翼は、出来上がった上着に比翼下着を後からくけつくる技法です。

このひな形は、本比翼仕立てに、さらに付け比翼をくけつけたもの。
現在では、留袖など、ほとんどが付け比翼仕立てが多いです。

比翼の語源は中国の伝説の鳥で、一羽片翼片目で、二羽揃わなければ飛ぶことができなく、
仲の良い男女の表現など、めでたい席で使われます。

本比翼の方が仕立てるのは難しく、簡単に取りはずせないので付け比翼がほとんどです。

★比翼とは?

本比翼と付け比翼

比翼地、比翼仕立て、衿比翼。「ひよく」っていったい何でしょう。

中国に古くからある伝説に「比翼の鳥」というのがあります。
「比翼の鳥」は雄と雌それぞれ翼と目を1つずつしか持っていません。
お互いの片割れを探して一体となった時、初めて大空高く舞い上がることができるといわれます。
夫婦和合の象徴として、古くから知られている伝説の鳥です。
一番のおめでたい席に着られる留袖に、この言葉はとってもふさわしいと思います。
平安時代の十二単(じゅうにひとえ)に代表されるように、
近年まできものは同色か薄色、または白などの下着を何枚か重ねて着用するのが正式でした。
黒留袖も昭和の初期頃まで(地方によってはごく最近まで)表着の下に襲(かさね)と呼ばれる白地のきものを重ね着していました。

現代では衿と袖口と振り、裾の部分に、比翼地と呼ばれる白の別生地を付ける、
比翼仕立てと言われる仕立て方をするのが一般的です。
簡単にいってしまうと留袖の内側に一部白い生地を縫い付けて、
着た時にまるで重ね着をしているように見せるやり方ですね。
この重ね着をしているように見える部分のことを「比翼」というわけです。

とっても雅(みやび)な感じのするこの重ね着の習慣は日本独特のもので、
他の国ではあまり見られません。
ついでにいうと振袖や訪問着によく使われる「伊達衿」も同じ感覚で「衿比翼」という言い方もします。

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今回は、本比翼と付け比翼についてご紹介しました!

今後も後藤和裁学院BLOGの、魅力いっぱい!きもの手帖のページで、
このような様々なきものの情報やひな形の紹介をしていきますので、
ぜひチェックしてみてくださいね★


後藤和裁学院:着物展示コーナーのご紹介
09.04.06

本日は、後藤和裁学院の『着物展示コーナー』をご紹介したいと思います!

【後藤和裁学院入り口:掲示板】

後藤和裁学院展示コーナー

こちらが後藤和裁学院の入り口、道沿いにある掲示板です。
掲示板には、当学院のコース案内や、
着物クリニック(着物のお仕立て、リメイク、リフォーム)
などのご紹介の情報が貼ってあるのですが、
こちらの掲示板内に、珍しい着物の展示コーナーを設けております。

【着物の展示コーナー】

着物の展示コーナー

掲示板の展示コーナーでは、学院長がセレクトした珍しい着物のサンプルや、
説明などを定期的に張り替えて、皆さんにご紹介しております。

せっかくのめずらしいサンプルなので、
今回は、そんなめずらしい着物のサンプルの中から、
猿股のサンプルをご紹介したいと思います!

【No1.男猿股(おとこさるまた)】

男猿股

猿股(さるまた)とは?

明治時代中期以降から用いられた男の下ばきのこと。
語源は曲乗りや玉乗りの用いたキャルマタから転じたものと、甲州の逆さ言葉(マタシャレ)からという説があり、
猿股には※襠(まち)があるので、パンツのような外来のものと区別することができます。
猿股が褌(ふんどし)と入れ替わるのは明治末期からとなります。

【猿股の襠(まち)部分】

猿股のまち部分

※襠(まち)とは…

足の開閉にゆとりを持たせる為に股の部分に付けられた布片の事をいいます。

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今後、掲示板の展示コーナーの情報は、
当Blogの、魅力いっぱい!きもの手帖ページにて、定期的にご紹介させていただきますので、
ぜひぜひ皆さん珍しい着物の数々をチェックしてみてくださいね!



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